2012年5月30日

2012年5月21日

THE CURE - LIVE IN FRANCE 2005

Live in France 2005

レコ屋に行ったらこんなブツが並んでいた。
このCDの情報はまったく知らなかったけど、05年のライブがなぜ今頃?

先に出た"BESTIVAL LIVE 2011"とは編成が違う、来日時と同じメンバー(キーボード不在、代わりにサイドギターがいる)なのが興味深い。
どちらも"plainsong"で幕を開けるが、すぐ違いがわかる。
この曲はやっぱりキーボードがいないと物足りないよね。
逆に"never enough"のようなロックテイストの曲はサイドギターがいる分、迫力を感じた。

2012年5月19日

ヴァーニャ・ズーラヴィロフとマット・エリオット

Failed Songs

少し前にBloggerがリニューアルされて、アクセス数等の詳細な情報がわかるようになった。

誰も読んでないだろうという気持ちでやってきたけど、それなりに見てもらえているのが分かってちょっと嬉しい。
本やCDに稚拙な感想を書いてるだけの、インターネットに散らばる情報の欠片に過ぎないんだけれども。

で、過去もっとも表示数が多かった投稿は、昨年4月のヴァーニャ・ズーラヴィロフの画集を掲載した回だった。
そこそこマニアックな画家ではあるけど、ちょっと不思議な結果だな~。

それで思い出したので、今回はヴァーニャの絵が使われているCDを。

このマット・エリオットというミュージシャンは多くの作品に彼の絵を採用している。
以前、たまたまFailing Songsというアルバムを在庫処分で発見してジャケ買いしたのだけど、かなり暗いフォークソングで、ヴァーニャの絵に合っていると思った。

このアルバムはDrinking SongsとHowling Songsという2作と合わせて「絶望三部作」のひとつだそうで(笑)その三枚をセットにしたのが上の画像の"Songs"。
重すぎて一般的にはおすすめできないけど、ヴァーニャ・ズーラヴィロフが好きな人はきっと暗い世界が好きだろうから、絵を見ながら聴いてみるのもいいかもしれない。



余談だけど、BECKのアルバム「インフォメーション」の中のステッカーにもヴァーニャの絵が使用されてるそうだ。
ただしステッカーは4種類の組み合わせがあって、どれが当たるか買ってみないと分からないとか。

2012年5月18日

Edward Steichen

鏡と皮膚―芸術のミュトロギア (ちくま学芸文庫)

レース越しの女優の顔が印象に残るこの写真は、エドワード・スタイケン(1879-1973)がグロリア・スワンソンを撮影したもの。
スタイケンの写真表現は非常に幅広く、時代によって変化するが、これは1920年代に確立したファッション写真のひとつらしい。

入手可能な写真集はたくさんあるようだけど、一番印象的なこのポートレイトが使われている谷川渥の美術論「鏡と皮膚」を掲載しておく。
元の写真がややトリミングされており、色も明るめに調整されてるのかな?
ここで選ぶのに相応しくないかもしれないけど、この表紙はデザイン的にも好きなので。
 
地上の生活

2012年5月13日

近藤聡乃スケッチ原画集

近藤聡乃スケッチ原画集KiyaKiya

最近見かけたので新刊かと思ったら去年に出たものだった。
デビューした頃から彼女の絵は好きで、本書はスケッチ原画をまとめたもの。

ただでさえ夢の中にいるような作品のさらに前段階なので、輪をかけて夢っぽく感じる。
造本がなかなかシャレていて、表だけがツルツルしている半紙のような極薄の紙。
これの片面のみに印刷が施されていて、カレンダーのように捲り上げる形で進む。
未完成の淡いイメージがこの薄い紙に合っていて、ぼんやりとした夢の束に触れているみたいだ。
触感はネットでは分からない魅力だね。
画像では見えないけど、本の角が丸くカットされているのもかわいい。


















 あ~、逃げられた…

2012年5月10日

Francesca Woodman

Francesca Woodman: The Roman Years Between Skin and Film

フランチェスカ・ウッドマン(1958-1981)
22歳で自殺してしまったそうで、それを知ってから写真を見ると少し切ない気分に。
 
地上の生活

Lucas Cranach

Die Welt des Lucas Cranach (1472-1553)

ルーカス・クラナッハ(1472-1553)
ルネサンス期のドイツの画家。
次男も同じ名前なので区別するためLucas Cranach the Elderと表記されることもある。

地上の生活


Blonde Redhead @ Liquidroom

昨年1月の4AD evening以来の短いインターバルで、ブロンド・レッドヘッドがまた来日してくれた。
セットリストは大体こんな感じ。(うろ覚えだから間違ってたら教えて~)

In Particular
Falling Man
Not Getting There
Messenger
Dr. Strangeluv
Spain
Love or Prison
Spring and by Summer Fall
Here Sometimes
SW
Silently

23
Melody of certain three
Equus

The Dress
 
カズマキノさん、とてもかっこよかった。日本語で喋ると可愛い!
今回、名曲SilentlyとEquusを初めて生で聴くことができた。
轟音に包まれるSpring and by Summer Fall 他、やはりライブだとロックな感触がぐんと強い。
でもアンコール2回とは言え、ワンマンだったからもっとたくさん聴きたかったな。
また来日して今度はElephant Womanもやってほしいです。


ペニー・スパークル 23 ミザリー・イズ・ア・バタフライ Melody of Certain Damaged Lemons [12 inch Analog]

2012年5月5日

Erwin Blumenfeld

Erwin Blumenfeld (Stern Fotographie Portfolio)

アーウィン・ブルメンフェルド(1897-1969)
1940~1950年代に活躍したファッション写真家。
実験的な手法を多く取り入れた。

地上の生活

Claude Verlinde

Imaginaire I-: Magic Realism 2008-2009 (Illustration Commercial Art)

クロード・ベルランド
ダリなんかと同じ世代でまだ生きていると思われる。
このブログでは画像をAmazonから選ぶことにしてるので上のものを掲載したけど、本当は他に好きな作品がたくさんある。
※本書は表紙のベルランドを含む47名の画家の作品が載っているようです。

地上の生活

John Bauer

Trolle, Wichtel, Koenigskinder

ジョン・バウアー/ヨン・バウエル(1882-1918)
スウェーデンの童話画家

地上の生活